2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

透明度のテスト

ワインの透明度を調べる 最も簡単な方法は 懐中電灯です ワインの入った瓶の後ろから 懐中電灯の光をあてて 反対側から光源の光が見えればOKです 濁っていると 光が拡散して 何も見えません 写真のように 光が見えればよいわけです とても簡単ですが 確実…

サイフォン

おり引きや瓶詰めには サイフォンの原理を 利用します 私は 長い菜ばし(35cm )と 透明チューブ(園芸用)を使っています 菜ばしに沿って チューブをセロテープで 留めます このとき チューブの先端は 菜ばしの先より2cm だけ上にします も1箇所 菜ばし…

ホット・ワイン 1

Batch ID: 07-2K6/02/25 2月25日 仕込み(19L) 3月18日 おり引き ガロンビン×4 Index(1.5L)×1 3月28日 今日 瓶詰めしました 720ml 瓶 17本 1ガロンの瓶から 720ml 瓶で4本とちょっと とれます ガロン瓶の 底から2cm 位の分は …

ワインで花見

写真は 花見用の 肩掛けかばんです 冷やしたワインを 2本いれて出かけます 保冷になっているので 大丈夫です ポケットが 内外に いっぱい付いています ソムリエ・ナイフと まな板がついています 瓶のすきまに チーズくらいなら 入ります 普段は 冷凍食品の…

オオシマザクラ

街路樹のオオシマザクラが もうすぐ開花しそうです 気の早いつぼみは あした開くかもしれない 固定概念にとらわれず ワインで花見はどうでしょうか 葉がでたら 塩漬けして保存しておけば 桜餅がつくれます 桜餅の葉は オオシマザクラです http://www.ajiwai.…

ワインの科学史

ワインの科学史 ワインが初めて 人間によって造られたのは 1万〜8000年前の新石器時代です しかし その仕組みが明らかになったのは ごく最近のことですhttp://www.museum.upenn.edu/new/exhibits/online_exhibits/wine/wineneolithic.html 1676 ア…

二酸化炭素の量

C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2 …(4) 上の式から 発生する二酸化炭素の量を 計算できます もう 計算はいやでしょうから 前提と結果だけを 書きます 発酵容器(20L)の中に しょ糖が3,420g 入っているとします *1 仮に 発酵が 22.4日で終わるとします…

しょ糖からの発酵

・たいていのワインつくりの本には ブドウ糖からはじまる 発酵の式が書いてあります C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2 …(4) この式の意味は 次のとおりです ブドウ糖の分子1個 → エタノールの分子2個 + 二酸化炭素の分子2個 次に 分子の重さを計算してみます…

ワイン造りの材料

リスト エタノール C2H5OH 消毒 ベントナイト Bentonite 澄まし剤 カンプデン Campden 酸化防止剤 殺菌 酸 Acid blend 酸味 ワイン・イースト Wine east 酵母菌 イースト栄養 East nutrient 酵母菌の栄養 砂糖 Sugar 補糖 ・エタノールは ビンや器材の消毒に…

醸造と化学反応

光合成の化学反応 6CO2 + 12H2O → C6H12O6 + 6H2O + 6CO2 …(1) 二酸化炭素 + 水 → ブドウ糖 + 水 + 酸素 植物は 太陽のエネルギーを使って 二酸化炭素と水から ブドウ糖と酸素を作ります この反応が起こるのは 昼間だけです 呼吸の化学反応C6H12O6 + 6O2…

醸造のための化学 1

醸造のための化学 醸造というのは でんぷん又は糖から 酵母菌のはたらきによって エタノールと二酸化炭素を造ることです したがって でんぷんと糖に関する 知識が必要です 久しぶりに 高等学校の化学の教科書で 「天然高分子」の勉強をしました 糖類(炭水化…

泡についての考察

Batch ID: 07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月18日 室温 22 ℃ 発酵 + 比重 1.005 pH 3.32 3月18日 おり引きしました Campden 7.5錠 ガロンビン×4 index bottle(1.5L)×1 風呂好きではありませんが 風呂に入ると ほっとするのは確かで…

20日目

Batch ID: 07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月17日 室温 21 ℃ 発酵 + 3月14日 発酵終了の見通しでした 「食品の裏側」 (安部司)を やっと読み終わりました これは 食品添加物についての 怖い本です 読むと コンビにのおむすびを 買えなくなるか…

19日目

Batch ID: 07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月16日 室温 20℃ 発酵 ++ 3月14日 発酵終了の見通しでした

中山ぶどう園

Batch ID: 07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月15日 室温 21℃ 発酵 + まだ発酵していますが 泡が少ない 3月14日 発酵終了の見通しでした 山形の 中山ぶどう園 に お願いして 「葡萄品種解説」を送っていただきました 中山ぶどう園は 葡萄苗木の専門…

ブドウの本

Batch ID: 07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月14日 室温 20.5℃ 発酵 ++ 3月14日 発酵終了の見通しでした ブドウについての本2冊です 葡萄を育てて ワインを造ろうという方に おすすめです ・「NHK趣味の園芸 ブドウ」 芦川孝三郎 NHK出版 ・「…

WineMaker 誌

Batch ID: 07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月13日 室温22℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し ・注文しておいた Wine Maker 誌が 届きました 隔月刊なので 今回は4・5月号です なにより有り難いのは 広告から通販会社のウエブ・ページに たどり…

kk式の実験

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月12日 室温19.5℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し ・ドライアイスの 予備実験をしました ①|② −+− ④|③ ① ジョウゴの中に ドライアイスをいれます ② しばらくしてから マッチの火をいれてみる ③ 消えました …

補糖量早見表

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月11日 室温23℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し ・補糖計算早見表 補糖量の式はS = {(B− Bo)÷ (100−B)}× M …… (4) でした 補糖量を この式でいちいち計算するのは 面倒でしょう もうすこし …

補糖量の計算

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月10日 室温17℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し 葡萄の実を搾って ワインを造る場合(本来の製法)を考えます 葡萄果汁の 初期糖度を Bo とします (糖度が10%ならば Bo=10 です) 目標糖度を Bとしま…

補糖

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月9日 室温19℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し 以前に書いたように 酵母菌による発酵の結果 糖の(重量の)約0.5倍のアルコールができます 計算してみると アルコールの濃度は 糖の濃度の約半分になります *1 …

KK式酸化防止

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月8日 室温24℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し ・瓶詰のとき 瓶詰後の酸化を防ぐ方法 ワインが空気(酸素)に触れなければよいわけです それには CO2 (二酸化炭素)を使います ボンベに入ったCO2を用意し…

10日目

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月7日 室温18.5℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し 2月22日に 「ワインはどうして 便利なスクリュウ栓を使わないか?」 というコメントがよせられました http://d.hatena.ne.jp/nearbridge/20060222 よい質問…

9日目

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月6日 室温19.5℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し 「ワインの科学」を読んで 大きな疑問が解決しました ・酸素のない状態では 酵母菌は無気呼吸をします 糖 → エタノール + 二酸化炭素 このとき 酵母菌は 自分…

ワインの参考書

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月5日 室温22℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し 役に立ちそうな本: ・「誰でもできる 手づくりワイン」 永田 十蔵 農山漁村文化協会 ・「ワインの科学」 清水 健一 講談社 ブルー・バックス 写真の発酵瓶は タヌ…

7日目

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月4日 室温19℃ 発酵++ 3月14日 発酵終了の見通し 瓶の中で発生した気体は エアロックを通して外に出てくる(逆はない)ので 少しにおいます

6日目

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月3日 室温19℃ 発酵 ++ 3月14日 発酵終了の見通し スーパー・マーケットで 1.5リットル入りのワインを見つけました 普通のワイン瓶の 2倍の量です 形はガロン瓶と同じで 容量は約40%です これは便利そう せ…

5日目

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月2日 室温19℃ 発酵 ++ 3月14日 発酵終了の見通し

4日目

07-2K6/02/25 2月25日 仕込み 3月1日 室温19℃ 発酵 ++ *1 3月14日 発酵終了の見通し 今回のように 熟成中のロットと 発酵中のロットが並行すると どっちがどっちか 混乱してしまいます まじめに ワイン造りのログをつけることにしました http://…